3年ぶりの夏祭り
夏至も近づいた6月の土曜日、幼稚部と小中学部合同で、3年ぶりとなる夏祭りが開催されました。
イベント係を担う保護者が細かな計画を立てて資材を仕入れ、当日は朝から保護者総出で準備にあたりました。
食べ物を仕込んだり、ヨーヨーを膨らませたり、射的台を工作したり。久しぶりのお祭りの雰囲気に、大人たちもワクワクが膨らみます。
授業の後に校庭に出た子供たちは、浴衣や甚平を着て、さっそくスイカ割りがスタート。思うように棒が当たらず、また当たっても力が足りなくてなかなか割れませんが、みんなで何度も挑戦してなんとか割りました。
総領事の訪問が済んでからは、お昼を食べたり、ゲームをしたり、みんな思い思いに出店を回りました。たこ焼き、フランクフルト、チョコバナナなど、フランスのお祭りとはちょっと違う美味しいものがたくさん。お店役の大人に注文を伝えるのだって立派な実習です。
割り箸の射的や、ペットボトルに色水を入れた輪投げなど、アイディアたくさんの遊びに子供たちは大喜び。コツをつかんだら、景品を狙って一撃!
ヨーヨー釣りや金魚すくいも、お友達と競ったり、手伝ってもらったりしながら、一生懸命遊びました。
心配していた天気にも恵まれ、後半は汗ばむほどの日差しの中、とても楽しい時間を過ごすことができました。
アルザス補習校は、家族同士の交流の場や日本の文化を学ぶ機会としても、アルザス地域で大きな役割を果たしています。新型コロナウイルスの影響でこの2年間できなかったことがたくさんありますが、今後は少しずつ再開できることを願っています。
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